お助け隊サービス基準とBBSACの対応状況

IPAサイバーセキュリティお助け隊サービス基準(2.0版)が定める要件のうち、BBSACが技術的にカバーする項目を示します。

お助け隊基準の要件BBSACの対応状態
24時間365日の異常監視 EventBridgeによる自動収集・Lambda常時稼働で24時間監視 ✅ 対応
重大インシデントの60分以内通知 検知から数分以内にTeams/Slackへ通知(60分を大幅に上回る) ✅ 対応
週次セキュリティレポートの提供 毎週月曜日にAIが自動生成(検知数・トップ脅威・推奨アクション) ✅ 対応
インシデント確認・対応支援 ダッシュボードで調査手順・推奨対応を確認。半自動アクション実行も可能 ✅ 対応
駆付け支援(年1回無料) パートナーSIerが担当(BBSACのスコープ外) SIer担当
簡易サイバー保険の提供 損保会社との提携はSIer側で手配(BBSACのスコープ外) SIer担当
情報共有(サイバー攻撃の傾向報告) 月次レポートにMITRE ATT&CK分布・業界傾向を含める設計(実装予定) 実装予定

SIer向けのビジネスモデル

BBSACはSIer(ITサポート企業・地域インテグレーター)がお助け隊事業者として登録し、中小企業顧客に監視サービスを提供する際のバックエンドとして機能します。

SIerの役割

顧客向けサービス提供

お助け隊の登録申請・顧客との契約・駆付け支援・簡易保険の手配・サポート窓口を担当します。BBSACのブランドは顧客に見せる必要がありません(ホワイトラベル対応)。

BBSACの役割

監視基盤のバックエンド提供

ログ収集・AI分析・通知・レポート生成・ダッシュボードをSIerのバックエンドとして提供します。SIerは監視基盤を自前で構築する必要がありません。

費用の流れ支払い先内容
BBSAC利用料SIer → BBSAC月額(テナント数比例)
顧客AWS費用顧客 → AWS従量課金(目安:月〜10,000円)
SIerサービス料顧客 → SIerSIerが自由に設定

お助け隊認定取得に向けた技術証跡

お助け隊サービスの登録審査には、監視体制・通知実績・レポートの証跡が必要です。BBSACが自動生成するデータが証跡として活用できます。

監視体制の証跡

ダッシュボード・ログ

AWSのCloudTrail・S3に蓄積されたログが24時間監視の証跡になります。

通知実績の証跡

Platinumファイル

アラートごとにAI分析結果・通知タイムスタンプを記録したファイルが生成されます。

レポートの証跡

週次・月次レポート

毎週・毎月自動生成されるレポートが定期報告の実績として審査に利用できます。

対応しているセキュリティベンダー

お助け隊基準が求める「EDRによる異常監視」に対応するため、主要EDRベンダーのログを収集します。

ベンダーカテゴリお助け隊要件との対応
CrowdStrike FalconEDRエンドポイントの異常検知・インシデント監視
Microsoft DefenderEDRエンドポイントの異常検知・マルウェア検知
Microsoft Entra IDIDaaS不正ログイン・権限昇格の検知
OktaIDaaS認証異常・アカウント侵害の検知
ZscalerSASEネットワーク異常・C2通信の検知
Cloudflare Zero TrustSASEWebアクセス異常・マルウェアサイトブロック

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