SCS評価制度とは

SCS評価制度は、経済産業省と内閣官房が推進するサプライチェーンのセキュリティ強化を目的とした評価制度です。企業がセキュリティ対策の実施状況を第三者に評価してもらい、★1〜★5の評価を取得する仕組みです。

特に製造業・インフラ系企業や、大企業のサプライヤーとなる中小企業において、取引条件として★3/★4の取得を求められるケースが増えています。

★1〜★2

基礎的対策

パスワード管理・アップデート適用・バックアップなど、基礎的なセキュリティ対策の実施。

★3

組織的対策

セキュリティポリシー策定・インシデント対応手順の整備・定期的なログレビューの実施。

★4〜★5

高度対策

EDR/SIEMによる継続的監視・相関分析・インシデント対応の証跡記録・定期レポートの提出。

BBSACがカバーするSCS★4要件

SCS★4が求める技術要件のうち、BBSACが担当できる項目を示します。ガバナンス・体制整備・取引先管理はパートナーSIerや社内対応が必要です。

SCS★4 要件BBSACの対応内容状態
ネットワーク通信の監視 Zscaler・Cloudflare Zero Trustのログを収集・分析。C2通信・異常アクセスを検知 ✅ 対応
ハードウェア・ソフトウェアの挙動監視 CrowdStrike・Microsoft DefenderのEDRログを解析。マルウェア・異常プロセスを検知 ✅ 対応
ログの取得・定期レビュー Bronze〜Platinumの4層でログを蓄積。週次・月次でAIがレビュー結果を生成 ✅ 対応
異常の検知・アラート AI(Claude Haiku)による重大度判定・統計異常・地理的異常・相関分析で検知 ✅ 対応
インシデント通知(60分以内) 重大度High以上を数分以内にTeams/Slackへ通知 ✅ 対応
定期的なセキュリティレポート 週次・月次レポートをAIが自動生成。経営者向け総括・前月比・MITRE分布を含む ✅ 対応
インシデント対応記録(証跡) Platinumファイルにタイムスタンプ・対応内容を記録(WORM記録は実装予定) 一部対応
脅威インテリジェンスの活用 AIによるCVE・MITRE ATT&CK解説を各アラートに付与 ✅ 対応
セキュリティガバナンス体制 社内規程・体制整備はお客様側での対応が必要 お客様対応
サプライヤー管理 取引先のセキュリティ評価はお客様側での対応が必要 お客様対応

SCS★4取得に向けた証跡の活用

SCS評価の審査では、セキュリティ対策の実施を証明する証跡書類が必要です。BBSACが自動生成するデータが証跡として直接活用できます。

証跡① 監視ログ

S3に蓄積されるBronze/Silver/Goldログ

各ベンダーから収集した生ログ(Bronze)・正規化済みログ(Silver)・AI分析結果(Platinum)が顧客AWSのS3に保存されます。「継続的監視の実施」の証跡として提出できます。

証跡② 定期レポート

週次・月次セキュリティレポート

毎週月曜日・毎月1日にAIが自動生成するレポートが「定期的なセキュリティレビュー」の実施証跡になります。過去レポートはダッシュボードからダウンロードできます。

証跡③ インシデント対応記録

Platinumファイル + 対応履歴

アラートごとに検知時刻・AI分析・対応アクションのタイムスタンプが記録されます。「インシデント対応の記録」要件に対応します。

証跡④ 通知実績

Teams/Slackの通知履歴

重大インシデントの通知メッセージがTeams/Slackに残ります。「異常発生時の即時通知体制」の実績として活用できます。

SCS★4取得のロードマップ例

フェーズ実施内容担当
Phase 1
(1〜2週間)
BBSAC導入・ベンダー接続・ダッシュボード稼働開始BBSAC
Phase 2
(1〜2ヶ月)
セキュリティポリシー策定・インシデント対応手順の整備お客様 + パートナーSIer
Phase 3
(運用開始後)
週次・月次レポートを蓄積。証跡書類の整理BBSAC(自動)
Phase 4
(3〜6ヶ月後)
SCS評価機関への申請・審査対応お客様 + パートナーSIer

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